信濃路フリー切符の旅 (part3)



 2日目(10月2日火曜日)になりました。

 朝8時半過ぎに、長野駅の在来線ホームへ向かいました。
しなの鉄道の115系が停まっていました。
 そして、新幹線ホームのほうへ目をやると、東京行きの新幹線が停まっていました。
 8時40分過ぎ、わたくしの乗る、「しなの」が入線してきました。
 後ろのほうは、このように顔がちがいます。

貫通路タイプで、パノラマタイプとは、また違った顔つきになった車両です。
 こちらが運転台となります。

ワンハンドルタイプで、このように小さなハンドルで運転します。
 信濃路フリー切符では、フリー区間内は、特急の自由席にも乗れるので、普通車自由席に腰を下ろします。
 車内はごく普通の座席で、とくにこれと言って目立ったものは、ないですが、座席間隔が広いので、足元は広いです。
 9時ちょうど、定刻どおり発車しました。
しばらくすると、一両の荷物電車が横を通り抜けていきました。  今となっては、珍しい車両です。
 そして、長野から先の路線で活躍している、特急型の183系の「妙高」号です。
特急ではなく、普通列車で使われており、また、指定席がある車両です。
 篠ノ井駅を出て、しばらくすると、坂道を上がるかのように、ドンドンと上へ登っていきます。
 そして、姨捨付近では、このように景色が綺麗に見えますが、曇り空のため、澄み切った景色・・・が望むことができなかったです。
 段々と山が迫ってきて、この善光寺平にお別れを告げます。


 そして、明科(あかしな)駅付近に来ると、今度はアルプスの山々が見えてきました。
 9時50分、松本駅に到着しました。
ここで、フリー区間が終わるため、下車します。
 隣のホームには、E257系の新宿行き「あずさ」が停まっており、383系とE257系の並びを撮ることが出来ました。
 そして、側線には、E351系の「スーパーあずさ」の車両がありました。
 こちらは、「しなの」の383系と同じ振り子車両です。

こちらには、全く乗っていないので、また乗る機会を作って、乗車したいです。
 松本駅の側線には、E351系やE257系、それに115系などもあり、色々と車両が楽しめました。
 次に乗るのは、10時27分発の「あずさ3号」南小谷行きです。

今度は、フリー区間の大糸線に乗車します。
 初乗車のE257系、どのような車内なのか? 早速乗車します。
 こちらは、運転台です。
「しなの」の車両と同じようなハンドルでした。
 そして、こちらが車内です。

普通車の自由席の車内で、乗客は、ほとんどいませんでした。
 座席のポケットには、JR東日本の情報誌がありました。
その中には、車内販売のメニュー案内もありました。
 そして、荷物棚の上には、クーラーの噴出し口がありました。

これがあるのは、珍しいです。
 定刻どおり、発車しました。

すぐに山岳の路線になるかと思いきや、山が迫ってくることは無く、田んぼや畑の広がるところを走行していきます。
 天気が良いとこのあたりは、アルプスの山々が綺麗に見えるのですが、ごらんのような天候では、見ることが出来ませんでした。
 10時43分、穂高(ほたか)駅に到着しました。

登山へ向かう乗客たちが数多く降りていきました。
 次第に進んでいくと、山がドンドンと迫ってくるのですが、まだまだ平坦な道をはしっていきます。
 11時01分、信濃大町(しなのおおまち)駅に到着しました。

大糸線の最大の駅で、指定席車からは、たくさんの乗客が降りていきました。
富山の黒部へ向かうアルペンルートの下車駅です。
 信濃大町を出ると、山が迫ってきます。
そして、湖が見えてきました。
 木崎湖で、この湖沿いを列車はしばらくの間、走行していきます。
 この湖の景色、大糸線内の車窓の風景で、トップクラスに入るのではないでしょうか。


 11時27分、白馬(はくば)駅に到着しました。
いよいよ、あと一駅で、終点です。
 あちこちにスキー場が見えたり、川と寄り添い始めたりして、山岳の路線へとかわっていきます。
 上流部の川なので、このように大きな石がゴロゴロとありました。
 11時41分、終点の南小谷(みなみおたり)駅に到着しました。

松本から南小谷まで、トンネルが一つもありませんでした。 山岳地帯を走っている区間があるのに、珍しかったです。




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